花の種と、野菜の種。~テロメアと死神とテロメラーゼ~
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先日、私の運営する英語教室に通っていただいている生徒の方から、夏に咲く花の種と、数種の野菜の種をいただきました。
土があって、水があって、太陽の光があれば、緑が生えます。
そして、人は緑があれば、生きていけます。
それは、普段は忘れている、驚くべき事実です。
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その事を最近考えていたら、その種をいただきました。
実際に生えている植物の種をいただけることは、すごく価値のあることです。
ショッピングセンターやDIYストアなどに置いている種を時々買って試しますが、発芽率があまりよくありません。
これらのお店に売っている種の原産国を見ると、なぜか日本以外のヨーロッパの国の種だったりします。
イタリアとか、デンマーク原産などと記載されています。
その理由はわかりませんが、沖縄であれば、沖縄の気候に強い作物の種が欲しいいのに、なぜかそれはあまり売っていないのです。
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こうたって、記事にしていると、だんだんわかってきました。
要するに、あまり発芽率が高くて、丈夫で栄養価の高い、地元で取れる種を売り物にしていたら、きっと誰も種を商品として見なくなるでしょう。つまり、タダで何度も手に入るので、商品として繰り返し販売する事ができなくなるのでしょう。
あと、F1タネなどと書かれた種も売っていますが、あれも、一世代、つまり、一回しか成長せず、種を残さない品種のようです。
そのような野菜を作ることに、誰に何のメリットが有るのでしょうか。
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まあ、これ以上踏み込むと、誰かから脅されるかもしれませんので、忙しいからやめておきます。
(脅されたらそれはそれで面白いのですが。)
話がそれましたので、戻します。
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植物の種。
それは、DNAという精妙な命の設計図に則って、細胞分裂を繰り返し、成長するメカニズム。
動物である人間の細胞は、細胞分裂をある一定数超えると、これ以上は分裂しなくなります。
それを、細胞の死、アポトーシスと言います。
そのアポトーシスを決めるのが、DNAを包む染色体の末端部分にある『テロメア』。
そのテロメアが、「この細胞は50回分裂したらお終い♡」などと決めます。
死神の役割を果たしています。
テロメアの長さで、細胞が分裂できる回数が決まるのです。
できれば、死神テロメアには長くなってもらい、細胞分裂をし続けることができれば、それだけ細胞死を先送りすることができるのです。
そんな、都合の良い物質があればいいですね。
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それが実は、あるのです。
その名は、テロメラーゼ。
テロメアを伸長させる酵素です。
それが、野菜の全ての細胞に含まれる、という話を最近私の中で流行っている佐野千遥教授のブログ記事で見つけました。
彼以外の人も言っているのか確かめるために「野菜 テロメラーゼ」で検索すると、他の専門家の方も同じ説を展開しているようです。
修復酵素とも言われるテロメラーゼ。
生野菜の丸かじり(又はジューサーやミキサーで飲みやすくして摂取。)
生の方が、テロメラーゼ酵素は壊れず消化されるそうです。
若返り酵素と言っても良いと思います。
命の種をいただきました。
本当に感謝いたします。
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今後、私もできるだけ菜園をがんばって、近所の皆様やお越しくださる方々に実だけでなく、種をプレゼンできるよう、太陽の下で頑張りたいと思います。
共にGive & Giveして、共生していきましょう。
ではでは。
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最後に、聞くと開運するジョークを一つ。
『種がもらえて、良かっタネ。』
さ、これで、もう何も心配することはなくなりました。
安心して、良い一日をお過ごしください。
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