おはようございます。翁長です。

今日は、感情コントロールについてのお話です。

学生の頃は、感情の起伏に満ちいます。
良く言えば多感であり、悪く言えば感情コントロールが難しい時期です。

それでも、面接や実際の仕事が始まると、自分の感情をコントロールする必要に迫られます。
仕事に必要な、適切な言葉選び、適切な態度、適切な思考や判断が繰り返し求められます。

感情の赴（おもむ）くままに動いていたら、共同作業をする仕事場では協力関係が保てないのです。

では、感情をコントロールすることはできるのでしょうか。
それは、すごく難しいと思われがちですが、視点を変えると意外とすぐできるようになります。

感情をコントロールするとは、具体的言うと、怒り、不安を沈め、やる気を出し、明るい心でいることです。
それらを一度でコントロールするのは、大きくて複雑なロボットをコントロールしようとするのに似て、大変そう。

それでは一体、どうすれば感情をコントロールすることができるのでしょうか。
その答えは思ったより簡単です。

それは「目的意識を持つこと」です。
明確な目標、建設的なゴールを持つことです。

人は、明確で魅力的な目標を見つけると、やる気になります。
やる気になっている間は、恐怖も不安も吹き飛びます。

動いていればお腹が空くように、頭で悩んでも、怒っても、笑っても、エネルギーを使います。
そのエネルギーは車のガソリンのようなもので、*元気に目標達成するエネルギーを使う間は、それ以外の感情が引っ込んでしまう*のです。

お化けが怖い、という不安や恐怖に対して、それをどう克服するか。
お化けを倒そうにも、どうやってやっつければいいかわかりません。

お化けのことを考えれば考えるほど、恐怖に心のエネルギーを使ってしまいます。
*恐怖や不安を感じたら、そのエネルギーを、目標達成のエネルギーに使う決心*をしましょう。

それが*結果として、感情のコントロールにつながる*のです。
感情コントロールは、目標コントロールであり、自己コントロールなのです。

自分という乗り物を上手に使いこなしましょう。時には冷静に。また時には情熱的に。
それらの糸が折り重なり、彩りある人生の布が仕上がるのです。


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